Virtuoso 2.0

「ヴァーチュオーソ」と読む。イギリス・Digital Muse社製。ロープライス版の Prodigy「プロディジー」というのもあった。
ATARI ST用シーケンスソフトではマイナーな存在だったが、当時6万円代の定価はプロ用シーケンスソフトとしては最も安い部類であった。
ライバルとなるCubase,NotatorやMac版では後発のPerformer 4.0をも凌ぐ性能・機能を搭載。その一部を紹介すると、 など、かなり先進的であったと言えるだろう。 トラック数は99もしくは無制限のどちらかだったと思う。

高機能でありながら処理・反応の速さ、使用メモリの少なさも驚異的であった。
それもそのはず、100%機械語でプログラミングされている上に、アタリOSのウインドウをバイパスして動いていたのだ。 (PC98版のレコンポーザーのように画面が切り替わる)

予想外に早い時期に日本でのサポートが打ち切られたため(;_;)、Mac & Performer に買い換えざるを得なくなったが、本当はもっと使い続けてみたかった。


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